8月10日(土) |
8月1日(木) 10年掛けて1000人のヴァイオリニストによって |
とっとりふるさと大使の鷲見恵理子さん初めての、祖父三郎の故郷とっとりでの古民家演奏会です。
晴れ女の鷲見恵理子さんです。昨日までの雪が、この日は晴れ間も出てきました。
演奏会場の古民家の美しいなまこ壁は日差しにくっきりと映えていました。
古民家の中庭には昔ながらの土蔵の壁が明るく輝いています。
古民家の屋根の上にこの伯耆町の鬼伝説の舞台であった鬼住山が望めます。
鷲見恵理子さん、面谷真理子さんが会場に到着するころには雪も溶け始めました。
本番前のリハーサルもホールでの演奏会とちがい、古民家ならではのアットホームな感じです。
お客様には敷居が決して高くないよう、暖かくお出迎えをいたしました。
最初にゆっくりとおくつろぎ頂くためにに、薄茶でおもてなし。
お菓子は鶯をあしらった上用饅頭「初音」でした。
茶席の床の間には武者小路千家先代の有隣斉の書「われみてもひさしくなりぬ すえよしの」古今和歌集
古民家が200年以上前であり、鷲見恵理子さんのヴァイオリンも1600年代のもの。
お客様方に古への想いを抱いていただきたいとの願いがこめられていました。
ぎっしりと満席の会場に、力強い恵理子さんの演奏が響き渡ります。
第2部も盛り上がって会場は演奏に引き込まれていきます。
ここで花束が普通ですが、今回の演奏会では演奏者の鷲見さんと面谷さんへ記念品贈呈。
お二人には「官休庵」昇り竜の扇子をプレゼント。
鷲見恵理子さんには、これからのステージドレスにどうぞと和服の反物を。
昨年12月の「鷲見恵理子とっとりふるさと大使就任記念コンサート」DVD/CDが、今回の演奏会に間に合いました。
沢山の方がサイン会でこの素晴らしいDVD/CDに恵理子さんからサイン。
演奏会終了後には鷲見健彰先生、野冨子さまも。
大盛況の古民家演奏会が無事終わり、ほっとした鷲見恵理子さん、面谷真理子さんたちでした。
演奏会が終わったころには演奏会の熱気のためでしょうか、朝方の積もった雪も溶け、
いつもの静かな佇まいの古民家に戻っていました。
<鷲見三郎メモリアルソサイエティBlog>より転載させて頂きました。
この日は、画家マークエステル氏が、自分の絵を武内神社へ奉納するための訪問。
マークエステル氏は素適な画集も沢山出版しておられます。
その内の一つ、この画集の表紙には「日本神話」と、そしてなんと7ヶ国語で古事記について語られているのです。
マークエステル氏は神話ベースの絵画で有名な国際的画家なのです。
このたび、私たちは鷲見恵理子さんとご一緒に、雪の武内神社に随行いたしました。
美しく雪化粧の境内には時折雪が舞っていました。
「山陰の冬の厳しい寒さは、やがて訪れる春の温かみを深く感謝するための寒さなのですよ」と宮司さんの言葉。
鷲見恵理子さんもこの厳粛な雰囲気に大感激でした。
無事今回の奉納を終えてマークエステル氏も満足そうです。
何と今回の奉納で78回目(全国各地神社へ)だそうです!すごい人です。
私たちもついでにご一緒させていただき、ただひたすら感動でした。
真ん中右が武内神社の青木宮司さまです。
その後、雪の東出雲から伯耆町へ山陰路を移動。
翌日が鷲見恵理子さん「古民家演奏会」そのための会場下見へ。
こちらも更に雪深い状況に楽しそうなマークエステル氏です。
古民家の庭はすっかり雪景色で、土蔵のなまこ壁が一際くっきりとしていました。
鶯をあしらった上用饅頭(初音)でお茶をお出ししました。
さすが画家のマークエステル氏です。大山寺僧侶・塔然の水墨画の屏風絵に興味をもたれました。
明日の「鷲見恵理子・古民家演奏会」を待つ舞台の和蝋燭です。
山陰の美しい雪景色をたっぷりと楽しまれたお二人でした。
]]>当日は朝から雪が降る寒波の最中、飛行機の到着も危ぶまれる状況。
でも、そんな雪なんか蹴散らしながら恵理子さんは米子に到着。
挨拶もそこそこに、生徒たちの前に立つや、真剣な眼差しで・・「この子たちに絶対にこれだけは伝えるぞ」の意気込みです。
恵理子さんには鷲見ヴァイオリン指導法がぎっしりと詰まっています。
「これをやれば必ずこの子たちは直ぐに変わる」という強い確信があったようです。
それは基本中の基本から始めることでした。
最初に右手の基本を繰り返し々、やさしく楽しく教える姿に「生徒たちへの愛情」がしっかりと伝わるのでした。
そんな恵理子さんの心が、生徒に響くように「何一つ聞き逃さないで、全て吸収したい」という思いにさせるのでしょう。
生徒たちをしっかりと引き付けると、もうスポンジに水が吸い込まれるように「ほら、みんなできるでしょう!!」
「こうやって教えたら、子どもたちは必ず誰でも絶対に天才ヴァイオリニストになるのよ!!」
これこそ正にそんな指導でした・・たった2時間の指導なのに、生徒の素晴らしい変わり様です。
いつしか外は真っ暗になり、予定の時間を大幅に延長・・
みんなで合奏することを考えた、基本的な練習法もしっかりと伝授。
今後、この学校の弦楽部の練習は、鷲見指導法をしっかりと伝えて行くこととなるでしょう。
「またぜひ来ますからね!!その時に皆さんの演奏を聴くのが楽しみ」
今回の指導で、 鷲見恵理子さんには確実に祖父三郎の血が流れていると確信いたしました。
また次回が大いに楽しみです。
<鷲見三郎メモリアルソサイエティBlog>より転載させて頂きました。
イタリアの新しい雑誌The Woman .itの表紙に載りました。
]]>鳥取ではバレエとのコラボもありました。
ストラヴィンスキー 「イタリア組曲」を池澤バレエと共演。
ペルト「フラトレス」被災地への深いメッセージを込めた演奏がありました。
会場から熱い拍手がいつまでも送られました。
サイン会には小さなファンが、恵理子さんたち二人に「すごい演奏でした、また来てね」
観客のみなさまが帰られた後のホール。
今回の2日間のコンサートを120%やり終えた満足感と充実感が漂う二人でした。
この素晴らしいデュオコンサートが、また近いうちに日本のどこかで聴けることを願っております。
鷲見三郎メモリアルソサイエティBlogより転載させていただきました
12月3日 米子市淀江文化センター(さなめホール)
鷲見恵理子 ヴァイオリン
ファビアーノ・カサノーヴァ ピアノ
「希望 ラ・スペランツァ」のテーマの通り、3月の東日本大震災への想いを込めたコンサートでした。
さなめホールの第一部は祖父鷲見三郎のタペストリーの前での演奏
ブラームス 「スケルツォ」 シューベルト 「ソナタ イ長調 D574」
ピアノとデュオは息のぴったりとあった最高の演奏で、会場はまさに至福に包まれました。
満席のさなめホール会場は、二人のユーモアたっぷりのパフォーマンスに、すっかりくつろいだ雰囲気に包まれました。
ショパン「四つのマズルカ」 「スケルツォ3番」
ファビアーノさんの奏でるベーゼンドルファーの響きに聴衆は引き込まれていきます。
スクリーンに東日本大震災へのメッセージを込めた映像とともに ペルト 「フラトレス」
亡くなられた方々への鎮魂と、被災した同胞、仲間へ「希望」というメッセージを力強く伝える演奏でした。
幻想的な夕景を写しながらの ドビュッシー 「美しい夕暮れ」
最後の曲は、恵理子さん自らの希望をこめた サラサーテ 「カルメン幻想曲」
会場から沢山の花束が。
アンコールには、ファビアーノさんのふるさとイタリア建国150周年ということで ストラヴィンスキー 「イタリア組曲」
サイン会には二人がそろって登場し、みなさまより暖かい声がかけられました。
鷲見恵理子さんは、このコンサートを機に、音楽を通じて「とっとりふるさと大使」として県と協力しながら大いにアピールしていかれることでしょう。
鷲見三郎メモリアルソサイエティBlog より転載させていただ。きました